早いもので、もう3月になりました。
この冬は比較的暖かい日が多かったのですが、さすがに3月になると急に春めいてきたような気がします。
今日は、3月3日のひな祭り。
ホームの玄関には、雛人形の近くに、桃ならぬ、梅の花を飾って春らしい雰囲気を醸し出しています。
今日のレクリェーションでは、春にちなんだ歌や、ひな祭りの歌を歌いました。
「まあ、今日はひな祭りなんじゃなあ」
「日にちが過ぎるのが早いなあ」
「今日は、御馳走が食べれるんかな?」
なんとなく、みなさん、そわそわされています。
昼食には、雛人形をかたどった、ちらしずしをお出ししました。
「まあ、お雛様🎎みたいじゃが」
「かわゆうできとるなあ」
と歓声が上がったのも束の間で、あっという間にみなさんの胃袋の中へ納まってしまいました。
3時のおやつには、甘酒とひなあられを堪能し、みなさん、ニコニコ顔です。
このひなあられ、関東と関西では形も味も違うそうです。
菱餅を砕いて細かくし、持ち運びしやすいようにしたのが関西風のひなあられだと言われています。
その一方で関東風のひなあられは、
「米をじかに炒って作る爆米(はぜ)」
という菓子が江戸ではやっており、それを『ひなあられ』と命名したからと言う説があります。
ひなあられのカラフルな見た目は、色鮮やかでひな祭りの雰囲気をあげてくれるだけでなく、「厄除け」や「健康祈願」の意味があるそうです。
「今日は、御馳走も食べれたし、甘酒も飲めていい1日じゃったな」
「まだ雛人形を片付けるのは惜しいな」
玄関ホールを彩っている雛人形は、もう少しの間、みなさんの目を楽しませてくれそうです。