日々の掃除に欠かせない雑巾は、いつも手先の器用な入居者の方々に縫っていただいています。
台所やトイレ、床掃除用・・・と雑巾が必要な所は、ホーム内にあちこちあるので、縫っても縫っても、また必要になってきます。
白いタオルに白い糸では見えにくいので、黒い糸を使い、縫ったところが見えやすいようにしています。
「まあ、これでええん?」
「ちょっと線が曲がってしもうたわ」
「指ぬきがないと、縫うのが難しいなあ」
そうは言っても、昔から手縫いが得意な方々には雑巾を作る事は決して難しくはないようです。
おかげさまで、今日も雑巾が数枚出来上がりました。
私が子供の頃は、使い古したタオルを雑巾にしていましたが、今はなんでもお金を出せば買える時代となり、雑巾ですら、100円ショップやホームセンター等で買う事が出来るようになりました。
それでも、こうやってひと針ひと針、手で縫った雑巾には味わいが感じられる気がします。
いつもいつも面倒な事をお願いしますが、これからもどうぞよろしくお願いします。