こちらのホームでは、毎日ジグソーパズルを楽しまれる方が多いのですが、使う頻度が多い分、ピースがなくなってしまう事も多いので、職員の思い付きではありますが、しょっちゅう欠けたピースを作成しています。
まあ、しばらくすると、何かの隙間から見つかることもあるのですが、ひとつでもピースが欠けてしまうと
「もう、ここが無いが。どこに行ったんじゃろうか」と顔つきが厳しくなられてしまう方もおられるので、入居者の皆様に穏やかな表情でいて頂く為、なるべく欠けたものが無いように心掛けています。
手作りのピースですが、意外と評判がいいので、作り方をご説明したいと思います。
こんな風に、一か所だけピースが無くなってしまったら、
メモ用紙やコピー用紙の端切れを、欠けたピースの下部分にはさみこんで輪郭をボールペンでなぞります。
輪郭をなぞったら、空き箱などの雑紙に木工用ボンドで貼り付けピースの形にはさみで切ります。
この時、雑紙の厚さが足りない場合には、雑紙を2~3枚重ね合わせます。
糊で貼り付けると強度が弱く、貼り合わせた部分を入居者の方がはがしてしまわれる事もあるので、ボンドの方がおすすめです。
あとは、ピースに色鉛筆やマジックを使い絵を描いていきます。
元の絵をよく覚えていないので、周りとうまくつながって見えるように想像力を働かせて絵を描いています。
元のピースが見つかった時に、随分絵が違う事もありますが、そこはご愛嬌という事で・・・
このジグソーパズル、実は4か所手作りピースが混ざっています。
ここまで使い込んだら、もう新しい物を購入してもいいのでは?とも思いますが、ピースが揃ったことで、入居者の皆様が楽しく使って下さっています。