出勤してふと時計を見ると、職員が爽やかな赤い花の飾りを、壁に飾ってくれていました。
「これは、何の花ですか?」
と入居者の皆様に尋ねてみたところ、
「さあ何の花じゃろうなあ。昨日職員さんが飾り付けてくださりょうったよ」
とのこと。
「芍薬かなあ」
「百日紅じゃろうか」
「葉っぱの形がハイビスカスに見えるよ」
と、時計を見るたびに話に花が咲いています。
やっとやっと、約3カ月ぶりに岡山県の新型コロナウイルスの新たな感染者がゼロとなり、ほっと胸をなでおろしている今日この頃、綺麗な折り紙の花が、入居者の皆様の心を一段と晴れやかにしてくれています。
全国的に、職域接種等、新型コロナウイルスのワクチン接種が加速されてきていますが、東京都内では9日連続で前の週の同じ曜日を上回る感染が確認されたそうで、まだまだ安心するには時期尚早のようですが、毎日の生活の中、少しでも心の潤いになる事を見つけていきたいと思っています。