時折、カエルの鳴き声が聞こえてくるようになり、そろそろ梅雨が近づいてきているようです。
今日は、入居者の皆様に手伝って頂いて、6月の壁面飾りの蓮の花を作ることにしました。
蓮はその独特な花や葉っぱが美しい水生植物で、見ていると清々しい気持ちになることから、仏教では極楽浄土に咲く花とされ、古くから慈しまれてきたそうです。
ヒンドゥー教の神話や聖典には、泥の中から茎を伸ばして花を咲かせる蓮の様子が、清らかに生きる事の象徴として、度々登場するとのこと。
リビングルームにある掲示板は色が濃いので、折り紙で作った蓮の花を飾るとパッと華やかになりました。
「まあ、可愛いなあ」
「壁の色が地味じゃから、蓮の花が一段ときれいに見えるなあ」
となかなかの評判です。
コロナ禍で、日々の楽しみを見つけるのが難しい今日この頃ですが、壁面を模様替えした事で、いい気分転換になりました。