お彼岸になりました。
9月23日は秋分の日ということもあって、ご家族と一緒にお墓参りに行かれる方もいらっしゃいます。
お彼岸と言えば、おはぎ・・・ということで、今日のおやつはおはぎを作る事にしました。
ぼたもちとおはぎって、何が違うかご存知ですか?
実は、ぼたもちとおはぎは基本的に同じものだそうです。
何が違うかというと、それは食べる時期です。
牡丹餅、お萩・・・と漢字で表記すると違いがわかりやすくなります。
ぼたもちは、牡丹の季節、春のお彼岸に食べるもので、小豆の粒をその季節に咲く牡丹に見立てたものだそうです。
一方、おはぎは、萩の季節、秋のお彼岸に食べるもので、これもまた、小豆の粒をその季節に咲く萩に見立てたものだそうです。
では、なぜ牡丹の方にだけ餅がついているのかというと、その由来は、「倭漢三才図会」に「牡丹餅及び萩の花は形、色をもってこれを名づく」とあり、牡丹餅がぼたもちになり、萩を丁寧に言っておはぎになったというのが、最も一般的な説だそうです。
入居者の方々にこのぼたもちとおはぎの違いを尋ねると、すぐに答えてくださる方も多く、普段何気なく食べているおやつにも、色々いわれがあるのだなあと勉強になります。
花の写真を見ていると、あまり似た形をしているような気がしませんが、お菓子になると同じ物になるのは不思議です。
おはぎを作るのは、ひと手間ですが、みなさん、にこやかに、おいしく食べておられました。