”前代未聞の被害が予想される大雨になる”と連日、気象庁がテレビでその危険性を報道していましたが、大きなピークが過ぎ、梅雨明けしたとはいえ、今もなお、岡山市より緊急メールが入ってきており、被災地もまだまだ大変な状況が続いているようです。
日頃から、ホームでは地震や火事等を想定した避難訓練を定期的に行っていますが、晴れの国おかやまに住んでいるためか、水害を想定した避難訓練と言っても、ここまで大規模な水害が西日本の各地で起こることを想像することができずにいた自分がいます。
岡山市内といっても、場所により被害は様々で、道路が冠水してしまい、どこが道でどこが用水路かわからなくなったところもあれば、幸いなことに雨がたくさん降っただけで大きな被害が出なかった地区もあります。
あいの里シルバーメイツがある場所は、地盤が低く、雨が大降りになっただけで、用水路が上手く排水しきれなくなり、駐車場が水浸しになる事が珍しくありませんが、今回は、まず命・・念の為、1階の入居者さまは、2階へ避難していただきました。避難時は皆様、良く寝られていた時間でしたので、混乱があるかと思って心配しましたが、特におおきな混乱もなく、朝までお休みいただけました。町内の消防団長さんや町内会の役員さんにも、いざという時の為に一報入れさせていただき、大変お世話になりました。お陰様で無事に朝を迎えることが出来ました。地域とのつながりを今回ほど感じたことは、ありませんでした。
今回、水の力の恐ろしさを目の当たりにし、警報に対し、高い危機意識を持つことの必要性を痛感しています。そして今回の対応や今後の事も踏まえ、今一度職員全員が、情報を共有するということで、早速研修を行う予定です。